不動産賃貸事業を始める前までは
・多額の借金を負ってしまう
・返せなかったら破産するしかない
・借り主が見つかるか分からない
・銀行が貸してくれるか分からない
・既存の事業をやっていれば安泰だから、新しいものに手を出す必要がない
3年前までは、こういうメンタルブロックをしていました。
M社長と私が入っているテナントの大家さんで食事したときに
「不動産賃貸って何が一番たいへんなんですか?」
と大家経験豊富な二人に聞いてみました。
二人はちょっと考え込んで
「・・・、うーん・・・、特にありませんねぇ。」
この回答にはびっくりしました。
色んな苦労があって、頑張りながら大家業を
やっているものだと思いこんでいたからです。
「銀行借入とか難しくないんですか?」
「そもそも銀行借入が難しいような収益が低い物件を買っちゃいけませんからね」
「じゃぁ借り主が見つからないことは?」
「相場がありますし、不動産仲介会社に営業していけば簡単です」
「借金が怖くないんですか?」
「1億円を超えたら怖くなくなりますよ(笑) 私が破産したら困るのは銀行のほうです」
食事会が終わったあとには、少し世界が違って見えて
不動産賃貸事業をやってみようと決心できました。
ある程度成功している人の意見を聞くことは、
人生が大きく変わる可能性が高いです。
他店舗展開しているオーナーが、
案外暇な時間を持て余していたり。
新規事業をバンバン立ち上げている人が
桃鉄感覚で進めていたり。
意外とメンタルブロックが壊れたら
スイスイ世の中を進んでいけるかもしれません。