空き家対策融資制度の概要
日本政策金融公庫には空き家対策推進制度があります。(融資の面談まで知らなかったけど)
空き家・空き店舗等や入居率の低い賃貸物件の改修を行う不動産賃貸業者に対して、改修費用等を融資することで空き家対策を推進します。
貸付対象者は
入居者の確保を目的として、空き家・空き店舗等や入居率の低い賃貸物件(※)の改修を行う、不動産賃貸業を営む者(※2)
※次の要件を満たす物件に限定する
(1)耐用年数の1/2を経過していること
(2)空家等対策計画を策定した市町村の区域内にあること
(※空家等対策計画において対策として除去のみを定めている市町村は除く。)
(3)一定の空室が生じていること
(※入居戸数(月末時点)/対象物件の総戸数=入居率が75%以下の月が、最近6ヶ月のうち3ヶ月以上であるもの)※2「不動産賃貸業を営む者」とは、日本標準産業分類に基づき、「不動産業、物品賃貸業」のうち、
「不動産賃貸業(貸家業、貸間業を除く)」又は「貸家業、貸間業」に掲げる業種に属する事業を営む者をいう。
つまり古家再生事業は、日本政府が推進している方向性に合致した事業なのです。
2021年4月に制度の改正がある
7棟目の融資をお願いするために、日本政策金融公庫の担当者さんとお話する機会がありました。
担当者「2021年4月に制度改正があることを見込んで来られたのですね。石橋さんが一番早かったですよ」
石橋「???なんのことですか\(^o^)/???」
担当者「たまたまだったんですね 苦笑」
もともと私は15年返済をダメ元でお願いしていました。10年返済しか通らないことをインターネッツで調べていたので^^;
しかし4月に改正があって、条件が合えば10年を超える長期融資も検討してくれるとのことでした。
これってすごいことですよ!
キャッシュフローが出にくい古家再生でも、長期融資によってキャッシュフローが少し出るようになってくるんです。
(例)
リフォーム込みで総額716万円・家賃7.5万円の戸建て物件。600万円融資を使う前提とします。
10年返済で年間CF20万円(返済比率78%)
15年返済で年間CF40万円(返済比率56%)
手残りが2倍になります!
一度日本政策金融公庫へ相談に行ってみてはいかがでしょう。