2020年2月にはじめて不動産賃貸物件を購入しました。
それまで、大家さんになりたくて書籍を30冊くらい読んで勉強していました。
しかし、気づいたんです。
結局、
物件を1つ持ってみて大家さんになってみないと
分からないことが多い
ってことに気づいたのです。
例えば、よくある投資指南本で「利回り20%の物件を狙え!」なんてありますが、そうそうありませんよ(笑) あったとしてもプロの不動産屋さんが転売してすぐに利益を出します。
我々、個人投資家はプロの不動産屋さんと対決する必要はありません。むしろそこそこの情報をもらうことができる仲間です。
プロの不動産屋=単年で利益を出さなければ生き残れない
個人投資家=10年単位で結果が出ればOK
情報量や知識では負けますが、時間を味方に付ける発想ですね。
プロが手を出さない物件とは?
プロの不動産屋さんは売買金額が大きい物件を狙います。なぜなら同じ手間なのに価格が10倍なら10倍利益があるからです。
1000万円の物件だと、3%+6万円の手数料なので36万円+消費税が不動産屋さんの手数料となります。
これが1億円の物件だと、306万円+消費税なので全然粗利が違ってきます。
そのため、個人投資家で駆け出しの方は小さな価格の物件であればチャンスが巡ってきやすいです。
さらに戸建て物件だと1つ300〜500万円で買えるものもあります。最初にこういう物件を買えば大家さんの感覚が分かって、書籍で勉強するより何倍も得るものがあります。
戸建て物件で勉強できること
- 机上で思い描いていた不動産投資から一気に現実的な不動産投資思考にステップアップできる
- 金額が小さいので、仮に失敗しても痛くない
- 試しに近くの金融機関に融資を打診してみる(返済実績を作る)
- リフォームや補修が必要な物件の場合が多く、職人さんたちとの会話から学ぶものが大きい
数年の勉強よりも一回の購入。そうすれば普段の不動産投資学習の質も向上するでしょう。